「ゼルダの伝説 トライフォース3銃士」が発売されました!
グレッゾではコース等の企画設計及び開発に携わらせていただきました。
関係者の皆様、発売おめでとうございます!そしてお疲れ様でした!
今回の開発エリアはかなり特徴的な雰囲気でした。
毎度毎度、作る方は生みの苦しみや、締切との戦いでゼーゼーピリピリしているのですが、
今回ばかりは制作期間中、とにかくにぎやかな雰囲気でした。
いや、事務職の私が気付かなかっただけで、ゼーゼーしていたのかもしれませんが(笑)。
ゲーム制作は常にトライアンドエラー。
作っては試しにやってみる、うまくいかない所を直す、またやってみる。
それを繰り返して作られていきます。
今回は3人で協力して進めていくため、このトライ中に、あー、ごめん!とか、ちょっと待って!
とかの叫び声が多く、傍から聞いていると、とにかくなんだか楽しそう。
話が盛り上がっていることはあっても、叫び声が聞こえるのは今回が初めて。
何が彼らをそんなに叫ばせているのか…。
完成を心待ちにしていました。
ところが。
事務職のわたくしはアクションゲームがちょう苦手。
「折角だからやってみたら?」と言われたものの、いや、全くできる気がしません。
「大丈夫。周りがフォローしてくれるから」
ということで一番最初のコースをやらせていただきました。
周りというのは運悪く近くにいた20代の男の子達。お世話になりまーす。
とりあえず十字キーをくるくる動かしながらABXYボタンをぽちぽちやってみる。
何をしたらよいか分からずうろうろしていると、後ろからひょいっと持ち上げられ、
スタート地点へ誘導。
次のコースでは宝箱を見つけたものの、段差があって取りに行けず、またもやうろうろしていると、
後ろからひょいっと持ち上げられ、段差の上へと誘導。
なるほど、これがトーテムってやつ。そうやって段差のある場所に移動したり、敵をやっつけたり、
しかけのスイッチを起動させたり。
あれもこれもきっちりとエスコートしてもらって、なんとかこなしていけました。
アイコンを使ってコミュニケーションがとれるので、何かと「がんばれ!」と応援してもらい、
うまくいくと「ナイス!」とほめてもらえて、ちょっと嬉しい。よおし、がんばるぞー。
そんなこんなで、アラフォーのおばちゃんが、20代の若い男の子にがっつりとおもてなしされ、
宝箱やルピーをひとりで根こそぎ取って回り、敵をガスガスやっつけて、
ここぞとばかりにオイシイところをやらせてもらい、ウハウハな感じで1コースを終了したのでした。
お付き合いいただいたおふたり、ありがとう。
やー、面白かったです。
ここまで手厚くおもてなしされれば当然ですが(笑)。
これなら、人数たりないからお母さんもやろうよーと家族で楽しむのもアリですし、
気になる女の子をきっちりフォローしていいとこ見せるのもアリですし、
いやいや、もちろん、ゼルダの工夫してクリアしていく難しさも楽しさも健在ですし、
一人ででも挑戦できる作りになっているそうで、
いろんな人がいろんなバリエーションで楽しむことができるゲームだなあとしみじみ思ったのでした。
今回もたくさんの方の力が集結して、完成にいたりました。
その一端をグレッゾが担うことができたことを、誇りに思います。
関係者の皆様、本当にお疲れ様でした。
そして、このゲームもまた、たくさんの方々に楽しんでいただけることを心から願います!