専門学校HALからのインターンシップ2024!エンジニアの場合

こんにちは、エンジニアの近藤です。

グレッゾでは毎年10月に、専門学校HALの学生を受け入れ、1ヶ月間のインターンシップを実施していました。

コロナ禍の影響で久しく開催出来ていなかったのですが、今年から復活!!
今回グレッゾではどんなことをしたのか紹介していこうと思います。

具体的な部分で書けないところもありますが、この記事を読んでなんとなーくこういうインターンシップをしたんだなっていうのを感じてもらえればと思います。

そもそもインターンシップって??

教えてWikipedia!

インターンシップ(英: internship)とは、特定の職の経験を積むために、企業や組織において労働に従事している期間のこと。 商人・職人のための徒弟制度と似ているが、標準化や監査などはされていないため、指すところの内容は様々である。

略称として、インターンとも呼ばれる。

ウィキペディア (Wikipedia): フリー百科事典 「インターンシップ」のページより

The・職場体験!
実際に会社にいき、社員さんと話して、お願いされた業務をするって感じです。
自分も学生の頃に体験しましたが、就活の一環だったり、学習目的だったり色々ありました。
採用過程に含まれていることもありましたね。

人数や期間について、環境について

  • 参加学生:専門学校HALの学生4人
  • 実施期間:1ヶ月 (10月1日~10月31日)
  • 社内環境:社内(社員と同じブース)
  • 担当社員:エンジニア4人

明朗快活を絵に書いたような学生さん達で、こちらもとても楽しく過ごすことが出来ました。

担当社員も4人!計8人でインターンシップ開始です。

インターンシップ内容は?

今回、学生の方々には「ゲーム開発のためのツール制作」を行ってもらいました。
もっと言うとC#/WPFでGUIツール作成です。

折角なら学校であまり教わらなさそうなことをやってもらおうということで、WPFを学びつつツール制作に取り組んでもらうことになりました。

どうしてツール開発?

ツール作成は環境開発部みたいなところがするからゲーム開発では必要ないでしょ!って思われるかもしれないのですけど、結構あるんですよツール作成。

リソースデータの設定や管理、他にはデバッグ用途のために仕込むデータ等そのまま担当が管理した方がやりやすい場合があったりして、そのまま担当のエンジニアがツールを作成することがあります。

簡単なbatやスクリプト作成も含める機会は本当に多いです。

どのように進めたか

今回は成果物よりも、業務に近い形を経験をしてもらうことに焦点を当ててプロジェクトとしてツール作成を進めてもらうように進めていきました。

出来るところから、出来るところまでやってもらうというよりちゃんとスケジュールを決めて進めてもらう感じですね。

会社ごとに違う文化があると思いますが、グレッゾはこうだよというのを経験してもらいました。
ここからはざっくりと、どんな進め方をしていったのかを紹介したいと思います。

第1週

最初の週では基礎研修的な内容を行っていました。

  • gitとは~使い方まで
  • インターン用社内Wikiの使用法
  • 開発環境の確認

また全員WPFを触るのは初めてだったので、別途WPFの基本研修を並走しました。
初歩的なボタンとテキストボックスを使用しつつ、
最終的に一部機能を絞った電卓を作成してもらいました。

インターン生が作成した電卓

第2~4週

ここから4人を半分に分けて、2人ずつのグループ制作を行ってもらいました。
担当社員もここで2つのグループそれぞれに分かれて担当になりました。完全に分断される感じではなくて近くの席の人が違う仕事してるって感じですね。

作成ツール紹介 イーズイン・アウトのグラフエディタ 

自分が担当した「イーズイン・アウトのグラフエディタ」を例に紹介していこうと思います。

  • イージング関数を用いてグラフを表示する
  • 係数が編集可能、その編集内容がグラフに反映されるように
  • jsonデータとして出力可能。

画像は上記のツール仕様からインターン生に作成してもらった完成予想図になります。

さらに本格的なプロジェクト業務体験へ

本格的なツール作成が始まり、進め方もより一層業務内容に沿った内容になっていきます。
2グループに分かれましたが、基本的な進行は同じです。

見積もりを立てスケジュールを設定

業務では必須。

業務で常にしているかどうかと言われると・・・・・・必要な場合はします。

コードを書く前にどう作成するか考える」ということを経験してもらうため、実際にコードを書き始める前にクラス図を作成、そのクラス図を見つつ担当社員と一緒に相談していきました。

これは最終的にインターン生が記載してくれたクラス図。

参加学生全員がクラス図作成自体が初めて。さらにplantUMLを用いての作成も初めて。
初めてばかりだったので苦戦している様子でした。分かります、初めてじゃなくても苦戦しますからね。

gitlabを使用、マージリクエストでコードレビュー

業務では必須。レビューイもレビュワーも。

社内gitlabでインターン生にマージリクエストを出してもらいコードレビューを行うようにしました。
他の人にコードレビューされるって学生の頃には経験していないこと多いですよね、自分も会社に入って初めてでした。

一部抜粋

こんな感じでディスカッションを行って進めました。レビュー者の言葉足らずな部分とかは直接相談したりもしてます。

30日 約3週間で完成、そして成果物発表会!

実際に3週間で作成していただいたツールがこちらになります。
最初の完成予想図にかなり近い状態になっていて予定通りに進んだのを感じます。

本人たち的にはもっと時間があれば・・・となっていると思います。
ただ期日がありますからね・・・1ヶ月はあっという間なんです。

そして発表会

グレッゾのエンジニアを会議室に全員集めて発表を行ってもらいました。
事前に資料作成やリハーサルを行ったりしてもらい、ぶっつけ本番にはならないようにしてもらいました。

いざ本番が始まると、すごく緊張した様子でしたね。(当たり前)
そんな中でもしっかり説明してくれて、とてもとても良い発表になったと思います。
本当にお疲れ様でした。

発表会の写真を撮影しておけば良かった・・・・

31日(最終日)

予定していた、インターン課程はほぼ終了していましたので、成果物の持ち帰り(今回作ってもらったツール)のための準備だったり等。終わりのための作業が主でした。

午後には社長の石井さんがインターン生全員へ挨拶をしてくださいました。忙しくて出来ないのではと思っていたので感謝です。
夕方からは10月31日ということでハロウィン的な社内イベントがありましたので、インターン生にも参加してもらいました。

ハロウィンでたくさんお菓子を貰い、インターンシップ終了となりました。

インターンシップを終えて

学生さんと一緒に働くのはこちらも新鮮で楽しかったです!元気貰いました。

久しぶりのインターンシップ、今回グレッゾでは社内プロジェクト業務に近い形で作業を進めてもらいました。
来て良かったと思って貰えるような思い出になっていればと思います。

来年のインターンシップは何やるんでしょうかね~~~~。

最後に

株式会社グレッゾではエンジニアを募集しております。
もしご興味がありましたら是非、下記リンクより応募よろしくお願いします。
https://www.grezzo.co.jp/jp/careers/